今回も斜視でずれがあるのかなと、検査をさせもらったのは40代後半の患者さん。
斜視検査したところほとんど目のずれはなく安定した状態、なんで通らないのかなとその他いろいろ検査してみたところ。どうやら、普段装用しているコンタクトレンズが強すぎる疑いがありました。
それもびっくり、少し強いどころではなく右は4,左は6段階くらい矯正が強すぎでした。強めの近視の患者さんですが、過剰な近視の矯正は手元を見るときにより負担がかかってしまいます。
最近の深視力は、当院にある遠方をみるタイプではなくモニターを覗くタイプが主流のようなので、矯正が強すぎてうまく両目で立体的に見ることができなかった可能性が考えられました。
度数を落として立体的に見えるかなど検査したところ改善が見られたので、当院で処方したコンタクトで再度更新に行ってもらいます。眼鏡も強すぎる疑いがあるので次回の持参をお待ちしています。
GWも終わり今年も半分が過ぎようとしています。
ヒノキの花粉飛散がようやく落ち着いた頃ですが、次にくるのがイネ科のカモガヤです。対象の方は早めの対策をお願いします。
また、これから気になるのは紫外線です。シミの原因になるのはもちろんですが白内障の原因にもなるようです。肌だけでなく目の保護もしっかりしてあげて下さい。
エアコンの使用による目の乾燥感も心配なところです。
早めのケア、対策をして快適な日々をお過ごしください。
本日、藤田大学病院に顔面神経麻痺で通院中の患者さんの検査をやりました。
既にプリズム眼鏡をお持ちで10年くらい前に作成されており、遠方は今のプリズム眼鏡をしていれば複視になることは麻痺になるまではなかったそうです。今はプリズム眼鏡をしても常時複視があり、大学の先生からは症状が変化する可能性あるので安定するまで対応は待ったほうが言われていたみたいです。ただ、どうしても仕事に早く復帰されたかったみたいで藤田関連である当院を受診されたと言っていました。
今のプリズム眼鏡も見させてもらって、斜視検査などもして私のほうでいくつか提案をさせてもらいました。症状が変化する可能性がある場合は、眼鏡に貼るタイプやあえて片目だけで見るように調整して症状が落ち着くまで一旦、目の負担を軽減してあげるがいいのかなと思います。この方は片目優先で見るように調整し症状が軽減して喜んで帰宅してもらったのでやりがいがありました。そして、安定したら再度調整する予定になりました。
ただ、プリズム眼鏡は普通のメガネと違うので症例も多くなく、大体年間10~20例やっている感じすが斜視の角度や状態によっては必ずしもうまくいくとは限らず、複視は軽減できても装用に違和感を感じてしまう場合もあります。
生感覚の2ウィークコンタクトレンズがアルコンより新登場しました。
このコンタクトレンズは菌のレンズへの付着が少なく、汚れに強いことが特徴です。ご使用いただいた方からたくさんの好評の声ももらっています。
今までにない新しい着け心地の2ウィークコンタクトレンズ「トータル14乱視用用」を是非お試しください。
4月の中旬ごろに撮影した写真で、今年もいっぱい花を咲かせてくれました。
ゴールデンウィークに入り、当院はカレンダー通りの診療をしていますが夕方は子供たちで少し混むことが多くなりました。時間に余裕をもってご来院ください。
この頃になると多くの住宅の庭先には真ピンクの芝桜があざやかに咲きます。
もう何十年も前に高速道路の脇にたくさんの芝桜が直線にずらりと並べて植えてあるのを見ました。
え?ここに?水やりは?手間はなし?と驚きました。その後自宅にも芝桜を植えてみました。
全く手をかけなくても、この何年この季節になると真ピンクの花が広がります。
剛健な生命力と可憐な花びらがなんとも不思議でそこが大好きです。
本日は入学式などもあり、午前中の子供さんの予約も少なく外来も落ち着いていました。
その予約枠の時間を多めにとって対応したのが、愛知県の遠方からお越しいただいた10代の子供さんです。
ご家族からの主訴は「砂嵐症候群だと思います」とのことで、ビジュアルスノーとも言われてます。私の以前のブログをみて頂いたみたいで、電話で問い合わせがありお話を聞いたところ幼稚園の頃から訴えがあり近隣の眼科さんも受診されたそうですが今も改善されていないとのことでした。たまに遠方から問い合わせがあるのですが、必ず改善できるなら来院してもらって対応したいのですが、さすがに関西や東北などから来てもらって症状改善しなかったら申し訳ないので今のところ対応しておりません。
ただ、この子は愛知県内で車で1時間程度くらいの距離で少しでも可能性があるならということで、予約をとって来ていただきました。
特に子供さんで特殊眼鏡を処方する場合、視力だけでなく斜視がないか、両眼視機能は良好なのか、その他異常はないかなどの確認が必要なので2~3回来院が必要となることもあります。この子も本日2回目の来院で前回の結果と、特殊眼鏡をどのように作成するかいくつか提案させてもらっておりご家族で相談されて決めてこられました。
本日は前回ある程度、いろいろ特殊レンズを試させてもらって軽減することがわかっていたので、度数の調整と特殊レンズを合わせて最終チェックでした。いろいろな条件下でトライしてもらい大分症状が軽減するとのことでしたので隣の眼鏡屋で作成してもらうことになりました。
症例数も少なく、改善するかもやってみないとわからないので今回のように症状が改善して喜んでくれると嬉しいですね。
今年は桜の開花も遅く、例年に比べて寒い雨の日も多かったですが、やっと暖かく春らしくなってきましたね。
新学期がはじまると学校の眼科健診も随時行われ受診される子供さんが多くなります。眼科が最も混みあうのは4月下旬~5月です。
通常よりお待たせしてしまう可能性が高いので心苦しく思いますが、少しでも早くお呼びできるように心がけています。時間に余裕をもって来院してください。
4月にボシュロムの人気2ウィークコンタクトレンズ、アクアロックスに乱視用が登場しました。
メダリスト66トーリックの高い軸安定性と、フレッシュフィットシリーズの広い光学部と高い装用感を併せ持ったボシュロム史上最も進化した2ウィークの乱視用コンタクトです。
これまでボシュロムの乱視用を使ってもらっていた方のみでなく、初めて乱視用コンタクトを使う方にもおすすめです。
また、メーカーより来年3月末でフレッシュフィットシリーズが販売終了となります。
先程検査をしていて、なんだか癒されたので早速書いています。
3歳半の男の子、両目を上手に使えているかを確認する簡単な検査で乗用車の形とSUVに近い2種類の車の絵があります。その絵をみせてこれ何かな?といつも子供さんに聞くのですが、ほとんどの子供さんは「クルマ」か「ブーブー」と答えるのが多いです。
ただその子は、SUVを「ジムニー」、また乗用車は「アメ車」と答えて私の不意をつきました。親御さんがジムニーに乗っているわけではないのですが、車が好きなようで、この子のこれからの成長が楽しみですね。