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強すぎる眼鏡と内斜視 視能訓練士 末繁より

 先日の強すぎる眼鏡の話に関係することですが、4月に30代女性が1か月前から疲れてくると物が2つに見えるという主訴で来院されました。普段は他店で作成した眼鏡とコンタクト両方使用しており、その2つとも当院で検査した近視の矯正値より大分強すぎるものでした。

 この方は、更に内斜視と言って視線が内側に向かっている状態になっていました。以前はたまに2つに見えることがあると言っていたので、多分その時は斜位の状態を維持できていたのだと思います。斜位とは隠れた斜視とも言われることがありますが、ほとんどの人にあると思います。両目を開けている時は正常な両眼視機能があり、距離感を取るために必要な機能です。

 強すぎる眼鏡を装用していると眼の筋肉を酷使しますが、ピントを合わせようとすると寄り目にする機能も同時に働くので元々あった内斜位が維持できなくって、より内側に悪化させて内斜視になり物が2つにみえるようになったことのも原因の一つと考えられます。

 この方も眼鏡の度数を下げ、できるだけ外出時、運転の時だけ装用、手元も丁度パソコンがみえる距離くらいの近視だったのでスマホなどを見る時は眼鏡を外し、コンタクトは一旦中止してもらいました。これで駄目なら特殊眼鏡で対応することもお話してありました。
その後、5月に来られた時は少しよくなってきたといっておられたので良かったです。このまま更に軽減して斜位の状態維持ができればいいですね。

 このように、強すぎる眼鏡は嘔吐や眼痛などだけでなく斜視なども誘発する可能性もあるかと思います。

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