豊明市だけでなく、名古屋市緑区、刈谷市、東郷町などからも通いやすい眼科クリニック。

スタッフブログ

カテゴリ「視能訓練士」

 先日のブログで、三重県の方から問い合わせがあり電話で話を伺ってから必要なら予約をしようと考えていた方が月曜日の午前中に直接来院されました。三重県四日市かららしいので、伊勢湾岸自動車道を使えば時間はそんなにかからないのかな・・・以前、三重県桑名市に住んでいた時期がありまして、よくマイカル桑名、駅前のアピタには子供を連れて行ってました。桑名は今の豊明より商業施設や、公園などいろいろありました。

 10代の男性、小さい時から症状あったそうですが、最近症状が変化してきて気になるようでした。視力は良好なので、いろいろ特殊レンズをトライして軽減できそうだったので時間をかけて選んでもらいました。遠方から直接来られて、視能訓練士も2人いる時間で対応できてよかったです。直接来られても、予約や混雑状況、また私が不在の時もあり、当日対応できない場合もあります。

 特殊レンズはこれまで対応してきた人によって症状が軽減する場合もあれば、全く変わらない場合もあります。通常のメガネと違って参考にできるデータなどなく、試行錯誤してやるので時間がかかります。

 今回、その子から教えてもらったことがあります。今まで見てきた方は大体、暗くすると症状がひどくなることが多かったのですが、この子は寝るときに暗くして目を閉じると症状がひどく、寝つきが悪くなるので部屋の電気を点けて寝ているそうです。目を閉じても症状がでるんですね。

 ただ、特殊眼鏡で症状が軽減できそうだったのでとりあえず一安心です。

 本日から、いつもの土曜日のように私たち視能訓練士の予約が午前中から結構あります。子供さんも早いと先週月曜日から休みだったみたいで、夏休み終わるまで午前中も混雑することもあるかと思いますが時間に余裕を持ってお越しください。

 今日は先月対応した、岡崎から来られた砂嵐疑いの子供さんが2回目の検査で来られる予定です。特殊な眼鏡はこの子にはあまり変化が見られなかったですが、屈折度数の左右差があり、眼鏡を処方されているのですが強すぎて装用できていなかったみたいです。

 砂嵐のほうは生活に支障がでる程ではないので、眼鏡を調整できたらしたいと考えています。左右差が大きすぎる場合は両眼それぞれ視力を出すために強い度数を入れてしまうと装用感が悪くなる場合があります。片方落として度数のバランスをとることで装用できることもあるので、いろいろトライしてみる予定です。

 先週には、同じく砂嵐症候群のことで三重県の方から電話をもらったみたいですが、私が対応できなくてすみません。もしどうしても来られる予定なら電話で再度確認してからお願いします。私も不在で外出している時もあります。

 あと、先週来られた強度遠視で痛みがあった方は、やはりコンタクトの度数が弱すぎでした。遠視の場合は、度数足りてないと負担がかかり眼痛や肩こりなどの原因にもなります。年齢も50代で強すぎて必要とする遠視のコンタクトの度数がなさそうだったので、コンタクトはしばらくやめてもらって眼鏡を調整して処方しました。眼鏡は基本常用してもらいます。

 本日も朝から暑いですが、1日頑張りたいと思います。

 本日午前中に、数か月前に対応した『物が2つに見える』、『深視力ができない』が主訴だった2人の患者さんが来院されました。

 物が2つに見えた方は、斜視の角度がまだ変化しておりプリズム眼鏡の対応はまだできません。ただ症状は大分楽になっており喜ばれており仕事も復帰できたようなので、しばらくは安定するまで斜視の状態チェックです。

 深視力が通らなかった患者さんは、無事合格されたようで他で購入されたコンタクトも持ってきてもらい確認しましたが、思っていた以上に強かったです・・・。以前は眼鏡屋でコンタクトを作成されたみたいですが、今後は眼科で作成することを勧めました。

 午後に斜視検査した子供さんの母親と話していた時にも、ネットでコンタクトを買っていると言ってましたね。最近はネットで購入してる人も増えてきていると思いますが、眼科で定期検査することをお勧めします。

 最近でも手元見にくい、眼の奥が痛くなっている高齢の方、遠近両用なんですが調べたら度数強すぎで手元も見にくいし疲れますねと・・・調整してあげました。

 あと、先々週だったかな?50代くらいの女性で目の奥が痛すぎて救急で受診された方、特に異常なしだったので当院を受診され調べたところ強度遠視でコンタクトを使用しているが度数が弱すぎて負担がかかっている可能性あり、今週末くらいに予約が入っているので検査する予定です。

 これは一部ですが、他にも結構あります。糖尿病や白内障の進行具合などによっても度数が変化することもあるので違和感感じたら早めの受診をお勧めします。

 

 今回も斜視でずれがあるのかなと、検査をさせもらったのは40代後半の患者さん。

 斜視検査したところほとんど目のずれはなく安定した状態、なんで通らないのかなとその他いろいろ検査してみたところ。どうやら、普段装用しているコンタクトレンズが強すぎる疑いがありました。

 それもびっくり、少し強いどころではなく右は4,左は6段階くらい矯正が強すぎでした。強めの近視の患者さんですが、過剰な近視の矯正は手元を見るときにより負担がかかってしまいます。

 最近の深視力は、当院にある遠方をみるタイプではなくモニターを覗くタイプが主流のようなので、矯正が強すぎてうまく両目で立体的に見ることができなかった可能性が考えられました。

 度数を落として立体的に見えるかなど検査したところ改善が見られたので、当院で処方したコンタクトで再度更新に行ってもらいます。眼鏡も強すぎる疑いがあるので次回の持参をお待ちしています。

 本日、藤田大学病院に顔面神経麻痺で通院中の患者さんの検査をやりました。

 既にプリズム眼鏡をお持ちで10年くらい前に作成されており、遠方は今のプリズム眼鏡をしていれば複視になることは麻痺になるまではなかったそうです。今はプリズム眼鏡をしても常時複視があり、大学の先生からは症状が変化する可能性あるので安定するまで対応は待ったほうが言われていたみたいです。ただ、どうしても仕事に早く復帰されたかったみたいで藤田関連である当院を受診されたと言っていました。

 今のプリズム眼鏡も見させてもらって、斜視検査などもして私のほうでいくつか提案をさせてもらいました。症状が変化する可能性がある場合は、眼鏡に貼るタイプやあえて片目だけで見るように調整して症状が落ち着くまで一旦、目の負担を軽減してあげるがいいのかなと思います。この方は片目優先で見るように調整し症状が軽減して喜んで帰宅してもらったのでやりがいがありました。そして、安定したら再度調整する予定になりました。

 ただ、プリズム眼鏡は普通のメガネと違うので症例も多くなく、大体年間10~20例やっている感じすが斜視の角度や状態によっては必ずしもうまくいくとは限らず、複視は軽減できても装用に違和感を感じてしまう場合もあります。

 

 本日は入学式などもあり、午前中の子供さんの予約も少なく外来も落ち着いていました。

 その予約枠の時間を多めにとって対応したのが、愛知県の遠方からお越しいただいた10代の子供さんです。

 ご家族からの主訴は「砂嵐症候群だと思います」とのことで、ビジュアルスノーとも言われてます。私の以前のブログをみて頂いたみたいで、電話で問い合わせがありお話を聞いたところ幼稚園の頃から訴えがあり近隣の眼科さんも受診されたそうですが今も改善されていないとのことでした。たまに遠方から問い合わせがあるのですが、必ず改善できるなら来院してもらって対応したいのですが、さすがに関西や東北などから来てもらって症状改善しなかったら申し訳ないので今のところ対応しておりません。

 ただ、この子は愛知県内で車で1時間程度くらいの距離で少しでも可能性があるならということで、予約をとって来ていただきました。

 特に子供さんで特殊眼鏡を処方する場合、視力だけでなく斜視がないか、両眼視機能は良好なのか、その他異常はないかなどの確認が必要なので2~3回来院が必要となることもあります。この子も本日2回目の来院で前回の結果と、特殊眼鏡をどのように作成するかいくつか提案させてもらっておりご家族で相談されて決めてこられました。

 本日は前回ある程度、いろいろ特殊レンズを試させてもらって軽減することがわかっていたので、度数の調整と特殊レンズを合わせて最終チェックでした。いろいろな条件下でトライしてもらい大分症状が軽減するとのことでしたので隣の眼鏡屋で作成してもらうことになりました。

 症例数も少なく、改善するかもやってみないとわからないので今回のように症状が改善して喜んでくれると嬉しいですね。

 

 

 

 先程検査をしていて、なんだか癒されたので早速書いています。

 3歳半の男の子、両目を上手に使えているかを確認する簡単な検査で乗用車の形とSUVに近い2種類の車の絵があります。その絵をみせてこれ何かな?といつも子供さんに聞くのですが、ほとんどの子供さんは「クルマ」か「ブーブー」と答えるのが多いです。

 ただその子は、SUVを「ジムニー」、また乗用車は「アメ車」と答えて私の不意をつきました。親御さんがジムニーに乗っているわけではないのですが、車が好きなようで、この子のこれからの成長が楽しみですね。

 先日の大寒波で、私が住んでいる市は雪が結構積もり子供たちは雪遊びをして大喜びでした。

 さて、今年は花粉の飛散がいつもより早いというニュースを見ました。まだ2月に入ったばかりですが、外来にも目が痒いとおっしゃる花粉症の患者さんが増えてきました。

 花粉症の症状が出る1~2週間前から治療を始めることが有効だと言われています。

 毎年花粉症でお悩みの方々、今年はいつもより早い治療開始をご検討ください。

 まれですが、内斜視の子供さんに遠近両用メガネを処方することがあります。

 遠視が強いと目に力を入れてみるときに過剰な寄り目になることがあり、遠視の眼鏡で無理に力が入らないようにしてあげると正常な位置に戻ることがあります。調節性内斜視の一種ですが、この場合は眼鏡をかけた時に内斜視が治るので、そのまま眼鏡を常用していくことが多いです。

 当院では調節性内斜視のうち、この遠視の眼鏡で眼のずれがほぼなくなる内斜視の症例が一番多いです。遠視が強いと目に力を入れてみるときに過剰な寄り目になることがあるので、遠視の眼鏡で力が入らないようにしてあげると正常な位置に戻ることがあります。この場合は眼鏡をかけた時に内斜視が治るので、そのまま眼鏡を常用していくことが多いです。

 次に多いのが、遠視の眼鏡をしても斜視が少し残っているタイプの内斜視です。内斜視が残っているので視力の発達の時期には訓練も必要になることがあります。

 そして3つめに、眼鏡をしていても近くを見るときだけに寄り目が強くなる内斜視です。診療所ではめずらしい思います。多分・・

 今まで愛知医大の斜視外来、半田眼科、中部眼科そして斜視をやられていた大阪の眼科にも当時月1~2回程勉強のため行かせてもらってたことがありましたが、この症例はみたことありませんでした。

 この内斜視は遠視用の眼鏡をしても検査で手元の斜視が大きくでたり、家ではお母さんからぬり絵をしてたりする時にまだ眼が寄っている気がするなどと言われることありました。遠くを見ている時は問題ないので視力もよく、比較的立体的に見る力もありした。その後、遠近両用メガネを装用するようになって、手元もほとんど寄らなくなり、立体視も向上してきて経過をみています。

 

 1~2カ月前に、”まぶしい”と訴える患者さんの特殊眼鏡などを処方することがありました。

 子供さんでもまぶしいと訴えることもありますが、その際に私たち視能訓練士は斜視や眼の屈折系などのことを疑うのですが今回は10~30代前後の方3人で特に斜視などはありませんでした。

 そのうち二人は程度がひどく光に対して敏感で吐き気や、頭痛、歩行困難な状態で車いすでの来院です。もう一人の10代の方は歩行は可能ですが学校の授業でも支障がでており、見た目などは気にしないので対応してほしいとの訴えでした。この子は既に特殊眼鏡を先月処方してあるので、次回来院時に状況を確認できればいいと思っています。

 症状のひどい二人は、持参されている眼鏡の度数が強くスマホやパソコンなどに適していなかったのでそれを変更しつつ、まずは負担を減らして症状を軽減してもらっています。特殊眼鏡もいくつかトライしてもらっており軽減はできそうなので、今後処方予定です。

 大体このような訴えをする患者さんは眼の所見に異常を認めらることが少なく、いろいろな病院をまわってこられていることが多いと感じます。この3人の方も大学病院や総合病院、いくつかの診療所に通院されて特に眼の異常はなしでした。ビジュアルスノーもですが、対応が難しいですね。

 私の息子も最近は言わなくなりましたが、部屋の明かりがまぶしいと薄暗い所で本を読んでいたりしました。また知り合いから子供さんが光をまぶしがっていることで相談を受けたこともあります。程度の違いはありますが結構多いのでしょうか、ただ日常生活に支障がでたり、歩行困難な状態になっているなら、なんとか症状を軽減できたらいいなと思っています。

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