豊明市だけでなく、名古屋市緑区、刈谷市、東郷町などからも通いやすい眼科クリニック。

スタッフブログ

カテゴリ「視能訓練士」

 チョイソコは、指定停留所で乗降する乗り合い送迎サービスであり、豊明市内在住で65歳以上の方、障害者手帳を持っている方が乗車できます。

 当院では、チョイソコが豊明市で導入された初期から停留所として利用をしてもらっています。

 ニュースでよく高齢者の踏み間違えによる事故を目にすることが多くなってきています。当院でもできるだけ高齢者が早めに免許を返納してタクシー、バスなどに加えてチョイソコも移動手段の一つとして来院してもらえるように導入を決めました。診療所に突っ込まれたことはないですが、当院の境界フェンスは踏み間違えで壊されたことあります。

 豊明市内の患者さんは利用者も増えましたが、先週私が80代の高齢者の検査を担当したのですがその方は移動にシルバーカーを利用されて足腰が少し弱そうでした。

 お話を聞いて、更に住所をみてびっくり。南区のほうから自分で運転してきたと、豊明市内の友人から勧めてもらって車で30分くらいでこれますと。当院を選んでもらって嬉しいのですが、運転免許あと3年は大丈夫と言ってましたが視力も微妙でしたし心配になりました。

 チョイソコも今後は豊明市だけでなく、他の市や区とも連携できるようになると遠方からも多少は来院しやすいかなと思っています。10年後くらいには自動運転になっているかもですね。

 

 3Dによる新しい白内障手術を導入してから半年程になります。私も手術室で手伝いをさせてもらっており、また白内障手術の術前検査なども担当しているので堀口教授の手術の立ち会いはいろいろ勉強になります。

 導入したメリットとしては、教授が顕微鏡を覗かなくても少し離れた大きな3D画面で手術が行えることで楽な姿勢で負担が少なくなったこと。また大きな画面でピントも合わせやすくより立体的に見ることで安全性も更に向上されたことだと思います。

 また、白内障の濁りを取り除くのにまずは水晶体の前面の膜を円形状に切開するのですが、白内障が白濁していている場合だと膜がわかりにくく特殊な薬剤で染色してから切開されることがありました。それをこの3Dモニターで簡単に色合いなどを変えて薬剤なしでも手術ができる症例も増えたと思います。

 患者さん側としてはあまり実感がないかもですが、顕微鏡の光量を軽減できていることです。大体導入前に使われていた光量の1/7程度でオペをされています。患者さんとしても眩しい光をずっとみていなくてもいいことになります。

  当院でのデメリットは、画面が大きい為ある程度の広さのある手術室が必要でスタッフの動線も増え、画面の向きの調整などでオペ時間が少し増えたことくらいでしょうか。あとは価格が高い・・・。

 教授にオペ寿命が伸びるよと喜んでもらえているので、当院では導入したメリットが大きいです。

  お盆明けの話ですが、休み明けで夏休みということもあって院内も混雑していました。院長から私が相談を受けたのが、患者さんから最近は他の科でもWEB予約が主流でこちらでも導入したほうがいいですよと診察の際に言われたそうです。

 予約制について開業後も検討していた時期もあり、業者さんにも説明会を開いてもらったことも何度かあります。その度に皆で話し合って、当院での導入は難しいかなという結論でした。

 他の科と比べても、眼科は検査も多く症状によっては視力以外にも他の検査も必要になることも多いです。また既存の患者さんからは、WEB予約をうまく使えない方や登録が面倒だという不満も出てくることが考えられます。

 実際に私もお世話になっている他の病院を開業された頃から通っていたのですが、去年くらいに予約制に変わったのですが登録が面倒なのでそのままで通院していました。30分前に1番で待って受診しても予約制に変わったので後から来た人に抜かされながら1時間以上かかりました。その後、登録して受診するようになりましたが登録がわからない、面倒だと思う方もいると思います。

 また、以前業者さんに予約システムの説明会をしてもらった時には職員のほうから、確認作業が増えたり予約患者さんの対応への不安が多くあり、やっていけるか心配という声もありました。外来が落ち着いている時はいいですが混雑時には予約、一般の患者さんなどの対応で苦慮しそうです。

 ただ最近いろいろ考えていて一般及び予約の患者さん、そして職員の負担を減らせる方法が思いついたので少し検討中です。すべての方を満足させるのは難しいですが指摘を受けたことはできる限り対応していき、少しでも満足して通院して頂けたらと考えています。

 

 幼いわが子に眼鏡をかけさせることに不安や抵抗感を持たれたり、可哀想と思われる親御さんの気持ちは、わたしも幼い子供がいるのでよく分かります。また、周りの大人から、小さいうちから眼鏡なんて可哀想ね、まだ必要ないんじゃないのと言われることもあるかも知れません。

 日常生活で、見えないって言わないし、よく見えてるから眼鏡は本人が見えないと言ってからでいいと思われる親御さんもいらっしゃるかと思います。それでもやはり、治療が必要な場合は、どうかお子さまの、これから続く長い将来のために、子供が見にくそうにしていなくても、幼児であっても適切な眼鏡をかけ、よい視力を獲得できるよう、ご協力いただきたいと思います。眼鏡が必要なのに、放置することの方が可哀想だと思います。

 幼い子供の眼の異常に気付いて病院を受診された親御さんや、健診で指摘され、ちゃんと受診された親御さんは本当に素晴らしいです。幼い子供を連れて病院を受診することは、体力も気力も必要ですよね。

 早くから、治療を始められることはお子様にとってとてもプラスのことです。どうか眼鏡は可哀想と思わず、周りの心無い言葉に振り回されず、早期発見できたことに胸を張ってください。

 少し多めの休みを取っていたこともあり、お盆明けは混みあいご迷惑をおかけしました。最近はやっと少し落ち着いてきた感じですが、夏休みなので午前中からから私たち視能訓練士の斜視、弱視の子供さんの検査が入っています。

 先日朝一に中3の子供さんで、遠視の眼鏡を処方しており視力は良好なのですが、最近手元を見るときにたまに文字がぼやけることがあるということでした。受験生なので手元を見る時間が増えてきており、今の遠視の度数では負担を感じているかなということで少し度数を強くして近方にピントを合わせて練習してもらいました。その分、近視と違って遠くの視力は落ちますが手元は見やすくなり負担も減ります。通常遠視は成長と共に度数軽減していく可能性あるので下げていくことが多いですが若くても遠視があり手元見るのに負担感じていたり、眼痛などの症状がある場合は上げることもあります。

 母親、本人といろいろトライして納得してもらったのを処方したので、これで受験勉強頑張ってもらえれば嬉しいです。

 

 4月より町内会の班長の役割がまわってきました。先週に担当の小学校の子供たちと花を植えたり、町内の掃除があったりとドタバタしていました。小学3年生の子供たちは、おじさんにもきさくに話かけてくれて一緒に作業をしていて楽しいですね。

 町内会ですがある程度予定がわかっているものはいいのですが、打ち合わせの集まりなどが2週間前くらいに連絡が来たりと、当初私が予定していた検査の予約などの変更をお願いすることもあり仕事にも多少影響がでてます。

 来年3月までなので、なんとかこなしていきたいと思います。

 今年1月中旬ごろ高校生が診療中に協賛の協力を飛び込みで来られたのには驚きでした。藤田医大の学生さんはたまにありますが、高校生は初めてでした。それも豊明市内ではなく岡崎にある女子高生とのこで、『岡崎市?』『高校生?』これは会って話を聞いてみないとわかならいかなと思い面会しました。

 話を聞くと今3年生で最後となる吹奏楽部の定期演奏会の協賛をお願いしてまわっており、住居が豊明市にあるので一人徒歩で豊明市内の店舗にお願いしている。それを聞いただけで私のほうが感心させられて、逆に是非こちらが協力したいという気持ちになっていたので即OKしました。

 先日、病院にお礼の手紙が届きその手紙を皆で読ませてもらい更に感心しました。自筆にて丁寧に1ページ全体綺麗にまとめられおり、『春光の候、貴院ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。』にはじまり、協賛のお礼、面会してくれたことへの感謝、職員への感謝などが書かれていました。職員みんなで読ませてもらい、私たちもいろいろと見習わないとねと皆で話していました。

 もうすぐ4月となり高校も卒業されたと思いますが、これまで学んできたことは必ず社会で役に立つと思いますのでこれからも頑張ってください。

 

 

 2009年開業当初から担当していた子供さんで、当時は5歳前後?遠視がとても強く特殊な検査をして眼鏡を処方し視力などの経過をみていました。しかし、1年もたたないうちに豊川市のほうに引っ越すことになり紹介状を出して総合病院で経過をみてもらうことになりました。豊川といえば、豊川インター手前のの音羽蒲郡インターを降りてからラグーナ蒲郡に行ったことがありますが結構遠かったです。

 それからしばらくして10歳頃に、眼鏡を当院で合わせてほしいとの希望で母親と一緒に来院されました。その時も豊川から車で来院されたのにもびっくりでしたのを覚えています。まだ遠視が強かったのですが視力も安定しており、その後数年おきに豊川から車で母親と一緒に来院してもらって眼鏡を私があわせていました。

 先週その子を待合で見かけたので話を聞いたところ、今でも豊川に住んでおり初めてのコンタクトレンズ希望で、母親と一緒ではなく一人で電車とバスで来院してくれたと聞いてまた驚きました。18歳になっていたので一人でも来れる年齢でもありますが遠方からまた来院してくれたことが嬉しかったです。

 小さい時から、その子の視力だけの経過でなく成長も見ていけるのは視能訓練士にとって喜ばしいことでありますね。

 

 

 

 日々、視力検査や立体視などの検査をしている中で、お子さまの成長に驚かされ、すごいなと思うことがよくあります。数カ月前までは、検査機器に顔を近づけるのも怖がっていた子が、スッと顔をのせて上手に検査ができたり椅子になかなか座れなかった子が、一人で座りパッパッと検査をうけられたり。本当に数か月で目覚ましく成長する姿に驚かされます。

 親御さんとしては、なかなか検査ができなくて、ご心配なこともあると思いますが、お子さま一人一人のペースに合わせて、楽しく無理なく検査ができたらいいなと思っています。お子さまにとって眼科に通うことが辛いだけの思い出にならないようにしたいと思います。

 ただ医師の判断で、治療を急ぐ必要がある場合、泣いてしまってもしなければいけない検査、治療もあります。その際は、ご理解ご協力のほど、よろしくお願いします。

 深視力は大型トラックなどの免許で必要になる検査です。

 

 患者さんの話を聞くと最近では刈谷や平針試験場などでは、検査機に顔を近づけ覗いてボタンを押す?ものになっているとのことです。

 

 当院においてあるのは昔ながらの検査機で3本の棒があり、真ん中の棒を移動させうまく3本とも2cmの範囲内におさまるように5mの距離から検査するものです。この検査で私たち視能訓練士に依頼がある場合は斜視であることが多いです。

 

 距離感が必要な検査は斜視の状態では難しく、この距離感は生まれて数か月から3歳まで、遅くても5歳前後までに獲得されると言われてます。なので小さい時に斜視があり、この機能が発達していないと距離感をつかむことが難しく免許が通りにくくなります。

 

 以前、2人程検査をして一人は斜視はあるもののシノプトという特殊な検査機で距離感の検査をしたところ少し獲得できていることが確認できました。その後特殊なレンズで補正してあげることで裸眼の状態よりも少し距離感が向上し、免許の更新が可能になり仕事が継続できると大変喜んで頂いた方がいました。

 

 もう一人の方は、同じように斜視がありますがシノプトでもこの距離感の獲得は確認できず免許の更新は難しい状態でした。そもそも免許が取得できていたのが驚きですが、多少運もあるのでしょうか。

 なんとか免許の更新できた方もそうですが、深視力がうまくできないが大型免許を持っている方は車間距離を多めにとったり、安全な速度で早めのブレーキなどの対策をとるように細心の運転を心がけましょう。

 最近、車での事故のニュースが多いので皆さんも気をつけて運転しましょう。

 

 

 

 

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